【インタビュー】モンスターからアニメキャラまで:3Dキャラクターアーティスト Alejandro Alvarez氏
コロンビアの 3Dアーティスト Alejandro Alvarez Mejia氏 が、そのポートフォリオと作品を紹介します
Q. 自己紹介をお願いします
コロンビア出身の 3Dキャラクターアーティスト Alejandro Alvarez です。作品「オーク」は、Alberto Camara氏 の コンセプトアート を基に作成しました(※チュートリアル「スタイライズド キャラクター:3Dオークのメイキング」参照)。
常に新しい挑戦と、心奪われるキャラクターデザインを模索しています。このオークのコンセプトで惹かれたのは、スタイライズされた形と誇張された(カートゥーン調)スタイルです。制作には、ZBrush、Maya、Substance 3D Painter、Photoshop を使っています。
「オーク」(キャラクターデザイン:Alberto Camara)
「ビートルジュース」( キャラクターデザイン:Brian Cooper)
Q. 制作で苦労したことはありますか? 新しい学びはありましたか?
主な課題は、見栄え良い緑色の肌のシェーディングを実現することでした。また、ヒゲの短い毛も楽しい試みでした! 私はいつも 個人プロジェクトに時間を割き、日々の仕事に追われていても、自主制作に取り組むようにしています。
「聖闘士星矢」(John Azure Kim の コンセプトアート にインスパイア)
Lera Kiryakova のアートを 3D で解釈したもの。Sia(シーア)のビデオクリップに登場する天才ダンサー マディー・ジーグラー のエネルギーにはいつも感心させられます
Q. SNS を使っていますか? 芸術的な目標はありますか?
Pinterst と instagram が好きですね! そこで多くのアーティストやCGグループをフォローしています。目標は、優れた3Dキャラクターモデラーとして有名になり、他のアーティストに刺激を与えることです
Q. お気に入りのアーティストは誰ですか? 手描き/デジタルどちらでもかまわないので、理由も一緒におしえてください
3Dアーティストの Vitor Hugo Queiroz、Sergi Caballer、Carlos Ortega、Shane Olson、Brice Laville、Pedro Conti、Nazar Noschenko。皆 天才的で、キャラクターをモデリングするだけでなく、あらゆる面(環境、ルックデヴ、ライティングなど)で素晴らしい演出をするところが気に入っています。
ピカソの形を理解し、その素晴らしいアートを3D化することに全力を尽くしました
Q. 近年の作品についてお聞かせください
常に新しいプロジェクトに挑戦しているので、近いうちにカートゥーンキャラクターをお見せできるでしょう!
Alejandro Alvarezm氏 の新作は こちら でチェック
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