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【インスピレーション】日本からの作品も!? ウェブ上で3D作品をビュー。Sketchfab の革新的な作品10選

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06.「Feet Study (足の習作)」

制作:Miki Bencz
退屈でシンプルなトピックを効果的に示す作品は 心に訴えかけてきます。この「Feet Study (足の習作)」はそんな作品であり、シンプルなトピックとその出来栄えのコントラストに驚かされました。伝統的な絵画のように緩やかに描かれたスタイルですが、3Dで回転すると、色のコントラストの優れた選択が表現されています。Sketchfab ならではのユニークな方法で見せてくれます。

「Feet Study (足の習作)」(制作:Miki Bencz)

■ Miki Bencz氏のインタビュー記事:3Dと2Dの境界を曖昧に。3Dキャラクターアーティスト Miki Bencz氏

07.「The Journey (旅)」

制作:Emilie Stabell
とても奇妙で珍しく、それでいて、満足感のあるハイブリッドアートワークです。3Dとも2Dとも呼べません。2.5Dでもないでしょう(おそらく 2.43 + 10 / pi D)。モデルはアニメーションしていますが、非常にスタイライズ(様式化)されており、風変わりでありながらも十分な雰囲気を放っています。ここで紹介するのにふさわしい作品だと思います。

「The Journey (旅)」(制作:Emilie Stabell)

■ Emilie Stabell氏 制作のチュートリアル:『Rajak - 優しい巨人』のメイキング奇妙な『キノコの森』のメイキング

08.「Long Dream (長い夢)」

制作:Sean Wade
Sean Wade氏は、お気に入りのマンガ『長い夢』(伊藤潤二 著)のある瞬間を 適切な手描きスタイルを維持しながら 3Dで作成しました。素晴らしい出来栄えとナラティブバリュー(物語の価値)によって、すぐに目を引く傑出した作品となっています。アートの目的は感情を伝えることです。この静かな瞬間は、それをうまく実現できています。見る人がどう感じるかはわかりませんが、間違いなく強いインパクトを与えることでしょう。

「Long Dream (長い夢)」(制作:Sean Wade)

09.「Ponyo (ポニョ)」

制作:Antoine Basin
驚異的な叙景の選択であり、「暗い海を泳ぐ魚と その上を走るポニョ」の不確かな瞬間を伝える素晴らしい作品です。Sketchfab ではダイナミックなアニメーションやエフェクトを伝える瞬間を選べます。そして、そのような瞬間を選ぶのに 最大限活用できる優れた機能があります。この作品は その機能を活用して、とても上手く表現しています。

「Ponyo (ポニョ)」(制作:Antoine Basin)

10.「Paper Monsters of the Jungle (ジャングルのペーパーモンスター)」

制作:TocoGamescom
「スタイライズ(様式化)されたキャラクター」「エンバイロメント (環境)」「アニメーション」、そして「無限ループするキャラクターナラティブ」の究極の組み合わせです。あまり リアルにしようとせず、コンセプトの優れた選択を頼りに動きのあるペーパーモンスターが描かれています。TocoGamescom氏は 限られた Sketchfab のビューポート内で、完璧な仕事を成し遂げました。

「Paper Monsters of the Jungle (ジャングルのペーパーモンスター)」(制作:TocoGamescom)

続・新時代の幕開け

以前の記事「デジタルヒューマン / 3Dポートレートの歴史 (2003 - 19年)」で、私は「アーティストは新しい技術で新境地を切り開き、革新的な武器を手に取るだろう」と結びました。「人生」とは、限界を破り、ほんの小さなこと(作品)にも可能性を見出すことです。一方で、そのような可能性の瞬間に背を向け「平凡」を受け入れてしまうと、結果的に、紛争やヘイトを防ぐ「人類の喜び」とその進歩の妨げになります。つまり、「アーティストとしての仕事」「利己的なキャリアのための仕事」よりもはるかに重要なのです。そして、あなたには自分自身を奮い立たせ、最初の一歩を踏み出して自分の最高を引き出していく責任があるのです。

もし、皆がこれを放棄してしまうと、失業、退屈、失敗に繋がっていくでしょう。ここで問われているのは、「主役になるのか」「誰かの英雄譚の脇役になるのか」あるいは「現状維持したまま単に存在し続け、最終的にその個性は完全に忘れられ、それを永遠に後悔するのか」ということです。

「アート」はむしろ、人生に関するものであり、単なるキャリアの選択に留まるものではありません。人生は そのような真実に捧げられるべきです。あなたのアートがどんな形であれ、常に自分自身を反映してください。デジタルアートはその真実を表現する1手段にすぎません。この「徳」にこだわれば、アートの真の意味を発見できるでしょう。そして、他人の作品の単なる模倣ではない「独自の制作方法」にたどり着けることでしょう。

 


編集部からのおすすめ: 色、構図.. アートのセオリーを学ぶ/再発見するには、書籍『デジタルアーティストが知っておくべきアートの原則』そして、『続 デジタルアーティストが知っておくべきアートの原則』をおすすめします。

 


翻訳:STUDIO LIZZ (TK)
編集:3dtotal.jp

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