【特別寄稿】造形家 / 映画監督 片桐裕司の いろいろあっていいんじゃない?|エピソード70:『シェイプ・オブ・ウォーター』で魚人を演じたダグ・ジョーンズ氏と『ゲヘナ』
ハリウッドで彫刻家、キャラクターデザイナー、映画監督として活動。日本で開催する彫刻セミナーは毎回満席の片桐裕司さんのエッセーです。肩の力を抜き、楽しんでお読みください!
エピソード70:『シェイプ・オブ・ウォーター』で魚人を演じたダグ・ジョーンズ氏と『ゲヘナ』
ギレルモ・デル・トロ 監督の映画『シェイプ・オブ・ウォーター』が第90回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、作曲賞、美術賞の 4部門をとりましたね!
ところで、皆さんは Doug Jones(ダグ・ジョーンズ)という役者をご存知でしょうか? 映画『シェイプ・オブ・ウォーター』で半魚人を演じている役者です。
彼は役者と言っても、ほぼ素顔をさらすことはありません。しかし、多数の大作映画からTVシリーズなどでクリーチャーやエイリアンなどを演じまくっている超有名なキャラクターアクターです。
これらの写真を見て、皆さんが見たことのあるキャラも多いと思います。彼は、私の所属する業界では超有名人で、私自身も彼の演じるキャラクター制作に結構関わっています。
あとは写真がないけど、TVシリーズで『バフィー ~恋する十字架~』(原題:Buffy the Vampire Slaire / 1997-2003年)や 『X-ファイル』(原題:The X-Files)など、毎週クリーチャーやエイリアンが出てきて、その中にダグ・ジョーンズが演じるキャラクターがものすごいあります。その当時は他に 2つくらいTVシリーズに関わっていて、もうどれがどれだかわからなくなっちゃっていますが、結構、彼の演じるキャラクター制作には携わりました。
そんな縁があって、 私自身が監督した映画『ゲヘナ:死の生ける場所』の不気味な老人役の出演を打診したところ、ありがたいことに快諾してくれたのでした。
さて、この私の初監督作品、映画『ゲヘナ:死の生ける場所』について「どこで見れるの?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。とりあえず、アメリカでの 10都市上映が今年6月あたりに決まりました! 無名のインディー映画では快挙です!!
そして、日本上映ですが、今年の夏、東京で上映予定となっております!! まだ詳細は発表できませんが、今年の夏、映画館でこの作品が見られるということをおしらせしておきます。具体的な発表はもう少々お待ち下さい!
>>>『ゲヘナ:死の生ける場所』の制作秘話については、こちらの "その軌跡"シリーズ をご覧ください!
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