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【インタビュー】イタリアで はじめて Houdini を使用!? 3Dアーティスト Fabio D’Amico氏

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Fabio D'Amico氏は、イタリアのローマを拠点に活躍するリード3Dアーティストです。Mudbox、3ds Max、Houdiniを使ってモデリングを効果的に行なっています。では、さっそく話を聞いてみましょう


Fabio D'Amico
リード 3Dアーティスト|ローマ、イタリア


Q.自己紹介をお願いします

Fabio D'Amico です。クリーチャー TD や リード 3Dアーティストとして、映画・広告の視覚効果の分野で 20年間働いてきました。最も力を入れているのは モデリングとリギングです。そして、イタリアで はじめて Houdini を使用したのは自分だと思っています(※特にキャラクター開発)。現在は イタリアのローマを拠点に活動しています。

 

「トランスフォーマー」シリーズのデストロン

Q.最新作の制作裏話をおしえてください。そのアイデアはどこで生まれ、何を試してみましたか?

最新作は、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するドロイド K-2SO です。これは、私のスターウォーズサーガに対する情熱から生まれました。多くの人に喜んでもらえる作品にできるよう、自分自身に挑戦したいと思いました。

 

ドロイド K-2SO(映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』より)

Q.制作に使用したソフトやプラグインをおしえてください

K-2SO の制作に使用したソフトウェアは、Houdini3ds MaxMudbox です。制作における主な問題は、プロジェクトの実現に適した資料がないことでした。しかし、諦めずに、さまざまな画像やフレームを研究し、プロポーションとディテールを実現しました。個人制作でもプロの仕事でも これらのソフトウェアを使用しています。

 

Q.制作のヒントがあればおしえてください。また、芸術的な目標はありますか?

私は古いタイプの 3Dアーティストです。なので、あらゆる新しいテクニックを学びつつも、ポリゴンモデリングの伝統的な技法も疎かにしないことをお勧めします。また、LinkedIn、Facebook、3dtotal などのリソースも日常的にチェックすると良いでしょう。私の場合、人間やクリーチャーのモデリングはオーガニックに進め、従来のコンポジット方式は採らずに視覚効果で仕上ます。

私の目標は、ILM のような視覚効果の歴史を変えた世界的企業と共に仕事をすることです。いつか実現できることを願っています。

 

ウォーマシーン(『アイアンマン』より)

Q.お気に入りのアーティストは誰ですか?(伝統的/デジタル)また、その理由をおしえてください

お気に入りは、著名な Alessandro Baldasseroni 氏です。理由は、彼がイタリアの素晴らしいアーティストだからです。もう1人は、Vitaly Bulgarov 氏で、その作品には驚かされています! 私は、近い将来、より挑戦的なモデルや全く新しいCG映像を生み出したいと思っています。

 

クローン・トルーパー(「スター・ウォーズ」シリーズより)


翻訳:STUDIO LIZZ (TK)
編集:3dtotal.jp

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