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ゲームキャラクターをつくる – コンセプト編:02 ペイント

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この「ゲームキャラクターをつくる」シリーズでは、ゲーム制作におけるキャラクター制作の実践的なワークフロー&テクニックを解説します。今回の コンセプト編:02 ペイント では、3/4(スリークォーター/斜め後ろ)の背面図を作成、色を追加して、コンセプトを仕上げます!(Photoshop 使用)


Marc Brunet
Cubebrush.co 設立者&CEO / 元 Blizzard Entertainment シニア キャラクターアーティスト


はじめに

この「コンセプト編:02 ペイント」では「01 デザイン」で作成した白黒のドラフト(草案)からスタートします。3Dアーティストに引き継ぐべき要素、背面図の作成方法、構図、色の追加における留意点について見ていきます。

最終的には、パイプラインの次の段階に渡せる、準備のできた、洗練されたコンセプトになることでしょう。本チュートリアルは、業界のプロや熟練のアマチュアに向けて執筆しているため、ある程度の人体解剖学(人体構造)や 3D空間のボリューム・パース・色に関する知識があることを前提とします。

ステップ1:背面図(3/4、斜め後ろ)

まずは、背面図の作成です。最善策は、正面図のすべてを大まかに反転して ペイントすることです。この時点ではラフなシルエットでかまいません。

基準線を引き、できるだけ、前面と背面のディテールを一致させます。ただし、ここで100%洗練させる必要はありません。色を追加した後にディテールが変化する可能性があります。

モデリング担当の3Dアーティストが怒らないように、時間をかけ、正確に描きましょう

ステップ2:色を使った最終構図

まず、最終コンセプトを大まかに作成します。色は構図に大きく影響するため、その決定は早いほど良いでしょう。一般的に、主人公の焦点は、上半身または頭部になるため、色によって 鑑賞者の目をその領域に向けるようにします。通常、彩度が高め/明るめの色がうってつけです。ここでは、オレンジ・白・明るく彩度の低いグリーン(オレンジ色の反対色)を選択しました。

悪人に見えないように、カラーパレットを明るめにします


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