英国のキャラクターアーティストによる おすすめ ZBrush プラグイン 9選
6. Nick's Tools - 自動マスク ポリグループ(Auto Mask Polygroups)
Nick Miller氏 のウェブサイトでは、別の魔法のツールボックスを見つけることができます。この中で私のお気に入りのツールは、非常にシンプルなものです。シンプルなのに今回のリストに入れたのは、ブラシ以外で最も頻繁に使う機能だからです。
モデルがポリグループに分割されている場合(まだ分割されていない場合は、これを行うべきです!)、[オートマスキング設定]>[ポリグループマスク]スライダで、ブラシがポリグループに与える影響の大きさを調整することができます。私のように常に 100 まで上げたり、元に戻したりしていると、これは少し面倒に感じるかもしれません。[Nick’ Tools]>[Auto Mask PG]では1クリックで 0 と 100 を切り替えることができます。さらに[Mask PG Under Cursor]と[UNMask PG Under Cursor]でホットキーを追加すると、マウスカーソルの下のポリグループ全体をマスクしたり解除したりできるので、時間の節約になります。
7. Turntabler
Turntabler は Pixologic の比較的新しいプラグインで、ターンテーブルをレンダリングするためのツールです。Zbrush to Photoshop と同様にさまざまなパスを選択し、レンダリングするプロセスを自動化します。これにも異なるライティングパスが含まれているので、After Effects や Nuke などで合成する際にライティングを編集することができます。
8. マルチマップエクスポーター(Multi Map Exporter)
マルチマップエクスポーター(Multi Map Exporter)は、ZBrush からマップをエクスポートするためのデフォルトツールです。ディスプレイスメント・ベクターディスプレイスメント・法線・テクスチャマップ、そしてメッシュ自体を選択し、これらを生成するプロセスを自動化します。また、アンビエントオクルージョンとキャビティマップをエクスポートするための 2つのオプションは、さまざまな用途に利用できます。マップごとに異なるエクスポートオプションが豊富に用意されており、将来のためにプリセットファイルに保存することもできます。
9. ZColor
ZColor は、Pixologic による本当にクールなプラグインです。基本的には、選択した色に基づいて色彩調和を提供するスウォッチマネージャーです。Adobe Color (旧 Adobe Kuler)を使ったことがある方は、この仕組みをご存知でしょう。最も便利な機能は、Adobe Color からダウンロードしたスウォッチを ZColor に直接インポートできることです。とても使いやすいツールです。
編集部からのおすすめ:ZBrush による制作テクニックを学ぶには、書籍『ステップアップのための ZBrush ガイド』 や 『ZBrush キャラクター&クリーチャー』をおすすめします。