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ZBrush のおすすめプラグイン10選

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Paul Hatton氏による「おすすめプラグイン10選」。今回は、Maya、3ds Max につづき、ZBrushです。お楽しみください


Paul Hatton

Paul Hatton は、現在、美しくインタラクティブな映像制作を得意とする英国のスタジオを経営。この業界で10年以上活動してきました

Paul Hatton は、現在、美しくインタラクティブな映像制作を得意とする英国のスタジオを経営。この業界で10年以上活動してきました


以前に紹介したMaya のおすすめプラグイン10選3ds Max のおすすめプラグイン10選 に続き、今回は ZBrush の便利なプラグインを見ていきましょう。ZBrush は、3Dモデルの作成、テクスチャの追加・ペイントを行えるデジタルスカルプトツールです。基本的にはスカルプトソフトに徹して、Maya3ds Max などの標準的なモデリングソフトとは一線を画しています。

ZBrushは、多くのユーザに支持され、ゲーム、映画、短編アニメーションなどの幅広い業界で使われてきました。すでに優れたツールが備わっていますが、出回っているさまざまなプラグインの手を借りる余地はあります。ここでは、サードパーティ製プラグインとともに、ZBrush に最初から搭載されているプラグインも見ていきます。それらは、コアプログラムに組み込まれてはいませんが、Pixologic が、ソフト出荷時にバンドルが必要だと判断したプラグインです。

ZTree

ZTree は、木やその他の植物の作成に優れています。ZSphereの強みをベースとして、必要なツール(木々)を供給するので、退屈で繰り返しの作業の必要性がなくなります。それ自体にプリセットはありません。注目すべきは、どのような木でもモデリング可能なツールが備わっていることです。

名前は ZTree ですが、実際には幅広い用途で使用できる ZSphere 関連のプラグインです

MakeHole

MakeHole は秀逸なプラグインです! メッシュに穴を作成するのは比較的単純なプロセスですが、100個の穴を作る必要があったらどうでしょう! このプラグインを使えば、全体のプロセスが高速化し、穴作成のストレスから解放されます。

簡単にメッシュに穴を作成します

KeyShot

フォトリアルなレンダリングに定評のあるKeyshot は、徐々に人気が出ています。ZBrush とのシームレスな連携によって、その人気は続くことでしょう。[KeyShot Bridge]を使えば、KeyShot上で ZBrush のモデルを手早く簡単にレンダリングできます。機能の必要性に応じて、HDとプロバージョンがあります。

ZBrushのBest Preview Render(BPR)も便利ですが、KeyShotを使えばアーティストの可能性は広がります

Multi Map Exporter

Multi Map Exporter を使えば、モデルのマップ作成プロセスを自動化できます。手軽に法線(ノーマル)とバンプマップを作成、設定も保存できるので、マテリアル制作に気を取られることなく、スカルプトに集中できます。

最初からZBrushについてくるので、インストールの際にチェックを入れてください

GoZ

GoZ は、3ds MaxMayaCINEMA 4D  など多数のアプリケーションと連携できる驚異的なプラグインです! 新しいアプリケーションで使うのに必要なすべてのシェーディングネットワークが即座に作成され、双方向の互換性もあります。

ZBrush とその他アプリケーション間の移動をシームレスに行えます

Decimation Master

スカルプトするときに(特に小さなディテールが多い場合)、メッシュの操作が重くなりすぎることがよくあります! Decimation Master(デシメーションマスター)を使えば、これらのディテールをすべて維持しつつ、モデルのポリゴン数を削減できます。とても効果的なプラグインです。

他のアプリケーションに移動する前に、このプラグインを使いましょう

UV Master

UV Master は、ワンクリックですべてのUVを最も効果的な形でセットアップできる素晴らしいプラグインです! 以前のUVプロセスは膨大な時間を浪費する手間のかかるものでした。これがあれば、モデリングや美しいルックへ変貌させるテクスチャリングなど、大切な作業に集中できるようになります。

この素晴らしいプラグインがすべてやってくれるので、髪の毛をかきむしりながら作業をする必要はありません

FBX Export Import

FBX は、Autodesk が開発したファイル形式で、アプリケーション間を移動するために幅広く使われています。ZBrush は、FBXファイル形式の全機能をサポートしてはいませんが、十分使用に耐えるだけの機能をサポートしています。FBX Export Import を使えば、書き出し/読み込みを行えます。

アプリケーション間の移動は、3Dアーティストにとって重要です。この書き出し/読み込みツールで移動を実現します

Image Plane

モデルのテクスチャリングの際には、たいてい、リファレンス画像を使っていることでしょう。Image Plane を使えば、これらの画像をZBrushに読み込み、テクスチャリングプロセスで使用できます。したがって、外部プログラムを参照し続ける必要がなく、リファレンス画像をできるだけ近くに置いてマッチさせることができます。

実際のリファレンス画像に基づいてテクスチャリングプロセスを行えます

3D Print Exporter

自作の美しいモデルを、実際の物理的なモデルに変換したいと考えているZBrushユーザも多くいることでしょう。3D Print Exporter を使えば、3Dプリントで使用できるフォーマット形式の STL、Binary、Ascii などに書き出せます。

まとめ:ZBrush とプラグイン

ZBrush の強みの1つは、キャラクターなどに見られる小さなディテールを扱えることです。そして、これらのディテールを低解像度のメッシュで使えるように、法線(ノーマル)やディスプレイスメントマップに書き出すこともできます。ゲームやコンピュータのメモリを賢く使う必要がある場合、これは必須となります。ZBrush は秀逸なソフトですが、プラグインによって、さらに強固なツールになります。また、強力なアーティストのコミュニティでは、助け合いと共有を惜しまない精神が存在します。サードパーティの開発者も、競争力ある価格で使いやすいツールの開発に専念しています。

■ZBrush Central(コミュニティサイト):http://www.zbrushcentral.com/
■ZBrush Central JP(日本語コミュニティサイト):http://zbrushcentral.jp/
■ZBrush 日本語サイト:http://pixologic.jp/


▶ オリジナルURL(英語):https://www.3dtotal.com/interview/721
翻訳:STUDIO LIZZ (Nao)
編集:3DTotal.jp

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