テクスチャの境界にラインを描画するサンプルファイルを追加。「PSOFT Pencil+ 4 Line for Blender」4.0.7 アップデート

3Dオブジェクトに手描きのような線を高品質かつ高速に描画する Pencil+ 4 Line for Blender バージョン 4.0.7 がリリースされました。

今回のアップデートでは不具合の修正。ユーザーが指定する領域の境界を抽出し、メッシュを生成できる「SelectionShapeGenerator」ジオメトリノードのサンプルファイルが追加されたとのことです。(以下、プレスリリースより)

■前バージョンからの変更点

修正点
・特定のシーンにおいてレンダリング時にエラーが発生する場合がある不具合を修正
・一部のプロパティに対して [属性オーバーライド] 機能を使用したとき、ノードのリンク状態が正しくレンダリングに反映されない場合がある不具合を修正
・軽微な不具合修正

■テクスチャの境界にラインを描画するサンプルファイルを追加

サンプルファイルに Blender 3.2 以降で動作する [SelectionShapeGenerator] フォルダーを追加しました。

「SelectionShapeGenerator」ジオメトリノードは、ユーザーが指定する領域の境界(または指定する領域の面)を抽出し、境界をスムーズにした状態のメッシュを生成するように構成されています。

生成されたメッシュには任意のマテリアルを指定できるので、マテリアルを基準としたライン描画が可能になります。例えば、「SelectionShapeGenerator」でアルファ境界のメッシュを生成すると、レンダリングで透過される箇所に沿ったラインが描画できるようになります。

 

★Selection Shape Generator 使用方法(不透明なオブジェクト)(2分10秒)

Selection Shape Generator を利用して不透明なオブジェクトにテクスチャの形状に沿ったラインを描画する方法をご紹介します。[SelectionShapeGenerator] ジオメトリノードは、ユーザーが指定する領域の境界(または指定する領域の面)を抽出し、境界をスムーズにした状態のメッシュを生成するように構成されています。サンプルファイルの [SelectionShapeGenerator] フォルダーにあるサンプルファイルを御覧ください。(youtube より)

 

★Selection Shape Generator 使用方法(透明なオブジェクト)(2分35秒)

Selection Shape Generator を利用して透明なオブジェクトにテクスチャのアルファに沿った形状のラインを描画する方法をご紹介します。(youtube より)

 

★画像を使用してラインを描画するデモ(57秒)

Blender のジオメトリノードを使用して、画像の色の境界にラインを描画するデモ映像です。このジオメトリノードは、サンプルファイルの「SelectionShapeGenerator」フォルダーに含まれています。(youtube より)

 

★サンプルファイル「Selection Shape Generator」の紹介(49秒)

ジオメトリノードを使用した サンプルファイル「Selection Shape Generator」の紹介です。(youtube より)

■詳細:「PSOFT Pencil+ 4 Line for Blender」4.0.7 リリースのお知らせ
https://www.psoft.co.jp/jp/news/20240214/

 


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