最もやりがいのあったのは大聖堂のシーケンス。DNEG の VFXトリビア:映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
DNEG の VFXトリビア:DNEGFunFacts シリーズの今作では、映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』 の VFX の魔法の裏側を探ります! 私たち DNEG のお気に入りのエイリアン共生体に命を吹き込むために行われた、これまでに見たことのないクリエイティブでテクニカルなディテールを味わってください。(youtube より)
DNEG での制作には 1.00363 ペタバイト のディスクスペースを必要とした
ヴェノム、カーネイジ、シンビオート、レイス、バリエーションを含み 12のクリーチャーを制作
1作目とあまり変わらないように見えるが、ヴェノムは完全に作り直された。380のフェイスシェイプ、4,338,840ポリゴン、筋肉/脂肪/皮膚の 3層のシミュレーション、52のシミュレートされた筋肉で、よりアスリートのようなルックに!
エディ、クレタス、アン、その他多数の、コスチュームバリエーションを含み 50のデジタルダブルを制作
朝食の戦闘シーンで エディの着ていた CGのバスローブでは、タオルのマテリアルを複製して 500万の濾胞を作成
エンバイロメント、デジタルダブル、クリーチャー等、映画全編で作成した テクスチャの数は 7449
カーネイジの Lシステム 触腕は複雑で、大聖堂サイズに巨大化..
カーネイジの触腕は、FXチームでの Houdiniセットアップ前に、アニメーターたちにより MAYA でブロックアウト。再帰的に繰り返された
FXチームによる 初期の触腕の試作には 3週間を要した
大聖堂のシーンは最もやりがいのあったシーケンスで、複数の変形、多数の破壊、500 以上のCGライトによる複雑なライトリグ、会話付きのキャラクターパフォーマンス、ほぼ全プレートのセットエクステンション、126 のフルCGショット等が含まれていた
■ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
https://www.venom-movie.jp/
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