どのようにして ピクサーの動きアニメーションはリアルになったのか?
★How Pixar's Movement Animation Became So Realistic(13分7秒/ 制作:Insider)
ピクサーでは、アニメーターがキャラクターにユニークな表情や動きを与えるために、リグを作成し、コントロールを加えることで、キャラクターに動きや感情を与えています。
『トイ・ストーリー2』では、リグを複数のキャラクターに適用・再利用することで、さまざまな形や大きさのキャラクターを作ることができました。『ファインディング・ニモ』では、眉毛のない魚に感情を持たせる方法を学びました。
大きなブレイクスルーは『インクレディブル・ファミリー』で起きました。人間の筋肉や皮膚を本物のように動かすことができるようになり、『レミーのおいしいレストラン』では、人間の口を大きく広げてキャラクターのゆるい動きをコントロールすることができるようになりました。
『カーズ』では、Ground Locking(グランドロッキング)という新技術により、車がまっすぐな道を走ることができるようになりました。『ファインディング・ドリー』ではリアルなタコの触手、『リメンバー・ミー』ではダイナミックな犬の舌のために、新しいストレッチリグが作られました。また、手に腱を付けたり、自分で演奏するデジタルピアノなどの新しい機能のおかげで、ピクサーは複雑なピアノ演奏を表現することができました。
これらは、それ以前のアニメーションやリギングの飛躍的な進歩がなければ実現できなかったでしょう。(youtube より)
編集部からのおすすめ:キャラクターのリギングについて詳しく知りたい方には、書籍『Mayaリギング 改訂版』や『3ds Max リギング』もおすすめします。