特殊効果、ミニチュアモデルを駆使した 人類初の月面着陸。DNEG制作、映画『ファースト・マン』のメイキング映像

★FIRST MAN | VFX Featurette | DNEG(5分29秒)

人類で初めて月面に降り立った人物 ニール・アームストロングの生涯を描いた映画『ファースト・マン』(監督:Damien Chazelle) のリアリズムを生み出すために使われた数々のVFX技術をご覧ください。

映画『ファースト・マン』は、カメラ撮影を再定義した作品です。つまり、実際、すべてが撮影されていることを意味しています。1960年代のドキュメンタリー映画風にするために、制作チームは、VFX、SFX、アーカイブ映像、ミニチュアモデルを組み合わせ、絶妙なバランスを生み出す必要がありました。(youtube より翻訳)

 

★パート1:カメラ撮影の再定義 - Part 1: Redefining Shooting In-Camera(3分15秒)

アカデミー賞受賞 VFXスーパーバイザー Paul Lambert 氏(『ブレードランナー2049』)は、映画『ファースト・マン』では、全VFX作業のリード VFXパートナーとして、DNEG と共に仕事をしました。この映像では、Paul が、映画『ファースト・マン』のVFX について簡単に説明します。

 

★パート2:緻密なVFX技術 - Part 2: Out of this World - the Subtle VFX Magic behind First Man(3分43秒)

アカデミー賞ノミネート DFXスーパーバイザー Tristan Myles 氏 が、映画『ファースト・マン』の制作に使用した多くの緻密なVFX技術、DNEG が 巨大LEDスクリーン用 4Kフル360度の球面イメージの90分間をどのようにつくり出したか、クライマックスの月のシーケンス、そして、70mm IMAXカメラでの撮影方法など、この世のものとは思えないVFXについて語ります。

 

★パート3:任務完了、画期的な伝記映画の制作 - Part 3: Mission Accomplished - the Production of an Epic Biopic(3分14秒)

アカデミー賞受賞 VFXプロデューサー Michelle Eisenreich 氏(『ブレードランナー2049』)が、Damien Chazelle 監督の独自のビジョンを達成するために、優秀なアーティストと制作メンバーチームをどのように結成したか、そして、受賞制作チームを結成するための秘訣を紹介します。

 

★パート4:ライティング設定済み環境用 CGコンテンツの作成 - Creating CG Content for an already Lit Environment On Set(2分41秒)

CGスーパーバイザー Frederik Lillelund 氏 の指示のもと、CGチームは、高さ10m、幅18m、180度の巨大なLEDスクリーン用の豊富なCGコンテンツを制作しました。 Frederik と 彼のチームは、オンセットチーム と VFXアーティスト間のワークフローを 可能な限り効率的でスムーズになるようにしました。

 

★パート5 セットでの1日&NASAのアーカイブ映像:A Typical Day On Set for Compositing & NASA Archival Footage(4分3秒)

DNEG の 2Dコンポジット・スーパーバイザー Peter Farkas 氏、コンポジット リード Joel Delle-Vergin 氏のインタビュー。コンポジターとしては異例に、Joel Delle-Vergin 氏は、巨大LEDスクリーンで再生されるフッテージのアップデートのために、映画『ファースト・マン』のセットで数週間を過ごしました。その典型的な1日を共有して、どのようにして、バンクーバーオフィスのコンポジットチームと仕事をしていたのかを見ていきましょう。

NASA の資料を調べていった結果、チームは、ほとんどの人が決して見ることのなかった歴史の一部を発見しました。それらは、古くなった70mm軍用仕様で撮影された記録映像でした。そして、デジタル技術によって、汚れやちらつきなどを除去、クリーンアップされました。この最後のパートでは、サターンV の発射に焦点を当て、彼らのチームが、新旧のテクニックを合わせるだけでなく、ショットの作成&デザインなど、コンポジットをどのようにおこなったかを紹介します。

■映画『First Man』
https://www.firstman.com/

■映画『ファースト・マン』
https://firstman.jp/