ロケ要らずのバーチャルプロダクション!? スター・ウォーズ初の実写ドラマ『マンダロリアン』のメイキング映像

★The Virtual Production of The Mandalorian, Season One(4分42秒)

スター・ウォーズ初の実写ドラマ『マンダロリアン』シーズン1 の制作に使用された 画期的なバーチャルプロダクション技術の舞台裏をご覧ください。

 

『マンダロリアン』シーズン1 の50%以上は、この画期的な新しい手法を使用して撮影されました。この手法は、ロケ撮影の必要性を完全に排除しました。俳優は、没入型の高さ20インチ、270度の半円形の LEDビデオの壁と天井、そして、直径75インチのパフォーマンススペースを使って演技。実際のセットとスクリーン上のデジタル拡張機能を組み合わせました。

 

撮影中、ILM によって作成されたデジタルの3Dエンバイロメント(環境)をリアルタイムに編集される LEDビデオの壁にインタラクティブに再生。NVIDIA GPU を搭載したシステムを介して 高精度でレンダリングされたピクセル精度のトラッキングとパース的に正しい3Dイメージを可能にしました。

 

エンバイロメントは、カメラ視点から照射、レンダリングされ、リアルタイムに視差を提供します。まるで実際に、カメラが 俳優やセット、正確なインタラクティブライトを使用して、物理的なエンバイロメントをキャプチャしているかのようです。これは、製作総指揮の Jon Favreau、エグゼクティブプロデューサー/ディレクターの Dave Filoni、VFXスーパーバイザー Richard Bluff、撮影監督 Greig Fraser と Barry Baz Idoine、そして、各エピソードのディレクターたちに、セットでの撮影やリアルタイムカメラコンポジットにおける 具体的でクリエイティブな選択を行う能力を与えました。

 

カメラ内でのコンポジットとエフェクトをオンセットで実用的にするために必要な技術とワークフローは、Golem Creations、Fuse、Lux Machina、Profile Studios、ARRI などのパートナーの創意工夫と ILM のバーチャルプロダクション映像制作プラットフォーム StageCraft と Unreal Engineのリアルタイムインタラクティビティを組み合わせることで実現しました。(youtube より)

 

 

■『マンダロリアン』
https://www.disney.co.jp/deluxe/program/mandalorian.html