コーディングなしで、ゲーム、アプリ、AR&VRコンテンツ制作。リアルタイム3Dエンジン Valkyrie Engine リリース

シンガポールの Talansoft、Louis Bokaさん より、新しいリアルタイム3Dエンジン Valkyrie Engine の情報を日本語でいただきましたので、以下、ご紹介を。

【概要】
3D専門家が ゲーム、アプリ、ARコンテンツなどのインタラクティブな体験を、コーディングすることなく実現できるようになります。

Valkyrie の構想は10年前に始まりました。3Dアーティストにとって、ソフトウェア開発者の助けを借りずにインタラクティブなコンテンツを制作することは難しいとされていた時です。Valkyrie を構築する際に、コンサルティングプロジェクトとしてこの構想を内部で使用したところ、3Dアーティスト達はエンジニアの介入なしに、企業アプリケーションを作成することができたのです。

3Dアーティストがアセットをドラッグ&ドロップするだけでインタラクティブな動きを実現できる、アクション&イベントロジックを実装することで それが可能となりました。さらに Valkyrie には、ユーザーが一連の動きを視覚化できるタイムラインと、それらを容易に管理できるレイヤーシステムがあります。アクション&イベントを自由自在にドラッグ&ドロップすることで、3Dアーティストはシンプルなカメラの動きから複雑なゲームの仕組みにいたるまで、あらゆる種類のインタラクションを作成できるようになりました。

Valkyrie は、OBJ、FBX、Collada などの業界標準の 3D形式をサポートしており、容易にアニメーションをインポート・トリガーすることができます。レンダリングとシェーディングに関しては、PBRをサポートしています。ユーザーは好みのレンダリングパイプラインを選択することで、フォトリアリスティック(写実的)にも、スタイライズド(様式化)にも対応可能です。

最終成果物として、Windows バイナリを exe形式でエクスポートするか、Valkyrie のネイティブ形式である MacOS、Windows および iOS と互換性のある VPKファイルをエクスポートすることができます。
Valkyrie が提供している無料の iOSプレーヤー(App Storeで『We3D』というアプリを配布中)を使用すると、xCode などのコンパイラを使用せずに最終成果物をテスト・配布できます。

iOS では、Valkyrie で作成されたすべてのアプリは自動でモバイルデバイス内、または AR(拡張現実)として使用可能です。作成されたすべてのインタラクションは ARモードで機能します。Valkyrie の AR製品はソフトウェア開発に関する知識がまったくなくても、ARエクスペリエンスを10分以内に作成できる最速ツールです。コーディングなしでインタラクティブな体験を作り出す、それが Valkyrie Engine のフィロソフィーです。

現時点では Valkyrie Engine は Windows のみで利用可能で、2019年第1四半期に MacOS 上でリリースされる予定です。

【ライセンスの種類】

・無料ライセンス:無料。生成されたすべてのコンテンツに透かしが入ります。
・個人ライセンス:$ 19,99 /月。フリーランサー向け。
・ビジネスライセンス:$ 89,99 /月。コーポレート向け。

■Valkyurie Engine (TalanSoft)
https://talansoft.com/vlk

■Valkyurie Engine(Twitter)
https://twitter.com/TalanSoft

サンプルファイルとチュートリアルを日々更新中!ウェブサイト(https://www.talansoft.com/vlk) でご覧いただけます。この機会にぜひお試しください。
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「質問があれば、日本語で頑張って返事します」とのことでした。
ご興味のある方は、ぜひ。