Unreal Engine をベースにしたパイプライン FUSE で制作。近未来的なショートフィルム『FLITE』

★トレーラー:FLITE Brings Real Performances to an Unreal World | Framestore(1分)

『FLITE』は、オスカー受賞の VFXスーパーバイザーであり、Framestore のチーフ・クリエイティブ・オフィサーでもある Tim Webber氏 の監督デビュー作です。 この近未来的なショートフィルムは「記憶の視覚化」という新しくてアンダーグラウンドな実践を探求しています。

Tim が『ゼロ・グラビティ』で開発したハイブリッドなアプローチをさらに発展させた『FLITE』では、Alba BaptistaGethin Anthony、そして、Daniel Lawrence Taylor の演技と Unreal Engine で作成した CGを融合し、本物の感情を表現する CGヒューマン を形成しています。

実験的な短編である『FLITE』は、Epic Games の Unreal Engine をベースに構築された Framestore の VFXおよびアニメーションパイプラインである FUSE(The Framestore Unreal Shot Engine)をテストするもので、大ヒット作以外では実用化できないスケールと複雑さを実現しています。

『FLITE』は、VFX を多用する映画の中で FUSE の限界を超えることを探求しており、仮想世界の中に実際のパフォーマンスを組み込んで、本物の感情の深みを持つハイブリッド・アニメーション・ヒューマンを実現しています。(youtube より)

 

脚本・監督:Tim Webber
プロデューサー:Simon Whalley & Diarmid Scrimshaw
VFX & アニメーション:Framestore
カラー&仕上げ:Company 3
製作:Framestore Films & Inflammable Films

■FLITE(Framestore)
https://www.framestore.com/work/flite

 


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