【特別寄稿】造形家 / 映画監督 片桐裕司の いろいろあっていいんじゃない?|エピソード31:業界最強の名前(※下ネタ注意)
ハリウッドで彫刻家、キャラクターデザイナー、映画監督として活動。日本で開催する彫刻セミナーは毎回満席の片桐裕司さんのエッセーです。肩の力を抜き、楽しんでお読みください!(※今回は少々品のない表現が含まれています。ご注意ください)
エピソード31:業界最強の名前(※下ネタ注意)
それはこういう状況で発覚しました。
そのとき、私はドライヤーを必要としていて、プラグが足りないので、パワーストリップ(コンセントをいっぱい差し込めるやつ)を探していました。まさか、その時は、こんなとんでもない発見をしようとは夢にも思っていなかったのだが...。
あちこち探しまわった末、ふと、自分が仕事をしている机の下を見ると、ごちゃごちゃ物がおいてある中にそれは埋もれていました。「あったあった」と思いつつ、それを拾い上げると、私の目はその表面に釘付けになりました。そこには、黒いマーカーで大きくこう書いてありました。
そこには、黒いマーカーで大きくこう書いてありました
日本語で書いてみましょう。まんこぅすき。昔『ドラゴンボール』の最終回近くにちらっと出てきたおかまのキャラクターで、オトコスキーというのがいたけど、もちろん、それは、だじゃれの名前で、しかも、マンガ。しかし、これはどうしたものか。誰か日本語を知っているやつがジョークで書いたか? それとも実在の人物か? いろいろな想像が自分の頭をめぐったが、とりあえず、私は仮に、この人物が日本に行って、自己紹介したらどうなるか? と考えてみる事にした。しかし、そのままでは芸がないので、ついでに、この名字にあったファーストネームをくっつけてみる事にした。
オトコスキー(TVアニメ版『ドラゴンボール』より)
まずは、Nick Manchowski。肉マンコゥ好き。「ハジメマシテー。ワタシは肉マンコゥ好きデス」なんて自己紹介でもされたものなら「いやーワタシもです。へへへ」なんて思わず答えてしまいそうになる。
以前に トリビアの泉 という番組でロシアにヤキマンコという町があるというやつがあったけど、もしも、この人物がその町出身だったらたまらない。「ヤキマンコからきた肉マンコゥ好きです」 まさに歩く放送禁止用語である。決して本名ではタレントになれないだろう。
そういえば、アラブ人の名前で クサイ っていうのがあったな。フセインの身内で。そうすると.. 「初めまして。ワタシは臭いマンコゥ好きです。ニッポンにヨメさんサガシニキマシター」うーーむ。 誰を紹介すべきか? 難しいところである。
さらに進んで、Gary Manchowski 「ワタシは下痢マンコゥ好きデス」 もう、ここまでくると、一般の人の手には負えませんね。想像するのもおぞましい産物ですが、提供してくれる人は世の中にはきっといる事でしょう。がんばってください。
まあ、考えればどんどん出てくるけど、手に負えなくなってくるので想像はこんなところで。後に、その人は、昔そこで働いていた実在の人物で女の人。ポーランド人である事が判明。レズだろうか?
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