スパイク・ジョーンズ、ジェームス・ガン..。著名映画監督たちに聞く「見えない芸術の演出」
Framestore では、ジャンルを問わず観客を魅了するアニメーションの制作に誇りを持っています。 私たちが一緒に仕事をする監督たちは、人間の俳優と同じレベルのパフォーマンスをキャラクターに求めます。
『Directing the Invisible Art (見えない芸術を演出する)』シリーズでは、Framestoreチームとコラボレーションした 6人の監督にインタビューし、「実写の世界や撮影現場の俳優と そこに登場するアニメーションのキャラクターを融合させるためのアプローチ」について聞きました。 光の重要性、フィーリングの追求から、ほとんど何もしないことの意義、そして なぜ Great は Good よりも良いのか まで、それぞれが パディントン、ワイルドシングス、ロケット、グルート、コスモ、トゥース、キングシャーク、ヒッポグリフ、プーさん、ピグレット、イーヨー、ティガーのようなキャラクターに命を吹き込むために必要なことを語ってくれました。(youtube より)
0:25 Alfonso Cuarón - Gravity, Children of Men and Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
(アルフォンソ・キュアロン -『ゼロ・グラビティ』『トゥモロー・ワールド』『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』)
1:32 Marc Forster - Christopher Robin
(マーク・フォースター -『プーと大人になった僕』)
2:17 James Gunn - Guardians of the Galaxy Volumes 1, 2 & 3, Suicide Squad, Superman (2025 film)
(ジェームス・ガン -『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『スーサイド・スクワッド』『スーパーマン:レガシー』)
2:57 Dean DeBlois - How to Train Your Dragon (2025 film)
(ディーン・デュボア -『ヒックとドラゴン』)
3:58 Spike Jonze - Where the Wild Things Are
(スパイク・ジョーンズ -『かいじゅうたちのいるところ』)
5:39 Paul King - Paddington 1 & 2, Wonka
(ポール・キング -『パディントン』『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』)
映画『かいじゅうたちのいるところ』で Framestoreチームと仕事をした スパイク・ジョーンズ 監督に聞きました。 彼が、アニメーションのパフォーマンスに何を求めるのか、そして、なぜ この映画のアニメーターがクリエイティブ・プロセスにおいて不可欠な存在であったのかを。
「私が求めているものは、音響、音楽、撮影、俳優の演技など、映画制作のどの部分においても同じです。私を感動させるものを探しています。だからアニメーションの場合も、他のすべてと同じで、その感覚を与えてくれるか どうかということなんです。」(youtube より)
ジェームズ・ガン監督は、ロケット・ラクーン、グルート、コスモ、キング・シャーク、イタチ、ラット・セバスチャンといったキャラクターを、ロンドン、モントリオール、ムンバイの Framestore のチームに託すなど、頻繁に Framestore とコラボレーションしています。 アカデミー賞にノミネートされた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3』では、ロケット・ラクーンが事実上の主役となり、彼のオリジン・ストーリーが映画の感動的な核となりました。
ジェームズにインタビューし、アニメーションという「見えない芸術の演出」について聞きました。 アニメーション キャラクターを通して 感情を創り出すことが なぜ芸術なのか、そして、大きなアクション・シークエンスは彼らに関心を持たなければ成立しないのか:
「数え切れないほどの VFX会社、数え切れないほどの VFXアーティストと仕事をしてきました。彼らは皆、同じ道具を持っています。違いは人です。職人魂です。時間と労力を惜しまない。それが違いを生むのです。」(youtube より)
編集部からのおすすめ:TV、映画、映像制作における特殊効果について学ぶには、エミー賞受賞 VFXスーパーバイザー Eran Dinur氏 による 映像制作・視覚効果の導きの書、書籍『映像制作のためのVFX教科書』をおすすめします。