丸ごと CG で作られたワシントンD.C.! 映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の VFXメイキング映像
映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』で見られる近接戦闘は、おおよそ、「カメラ内のアクション」と「目に見えないVFX」が巧みに組み合わされています。
しかし、私たち Framestore の VFXチームが ワシントンDC の13平方マイルを丸ごと作り上げたことをご存知でしょうか? 75の象徴的なモニュメントを作り上げただけでなく、さまざまな種類の建物の高さから窓の大きさまで、細部に至るまでプロシージャルにモデリングしています。チームは、完全に機能する信号機や街灯のネットワークを作成、約18,000本の樹木を配置すべき場所に正確に「植樹」しました。
さらに、この映画の ワシントンDC が、生きて呼吸する都市に限りなく近いものになるよう、ビルの内装も手がけました。非常口のサインや机の乱雑さ、空調設備、オフィスごとに微妙に異なる照明など、CGのワシントンDC は、生活感のあるリアルさと突然の廃墟のような雰囲気を醸し出すために、細部まで作り込まれました。(youtube より)
■関連記事:Civil War(Framestore)https://www.framestore.com/work/civil-war
フルCG のワシントンDC から大規模な破壊まで、映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の VFXを Houdini がどのように支えたかをご覧ください。Framestore のチームが、爆発的なバトルシーケンス、ダイナミックなセット拡張、プロシージャルな都市構築を、迅速な反復とリアリズムでどのように実現したかをご覧ください。(youtube より)
もし今、アメリカが分断され、内戦が起きたらー A24史上最大の製作費&2週連続全米1位を獲得した、ディストピア・アクション
■『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
https://happinet-phantom.com/a24/civilwar/
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