「ヒックとドラゴン」のレンダラーがオープンソースに!ドリームワークスの MoonRay

昨年、オープンソース化が発表されていた ドリームワークスのインハウス レンダラー MoonRay が、ついにオープンソース化されたようです。

MoonRay は、ドリームワークス のオープンソースで、受賞歴のある最先端のプロダクション MCRTレンダラーであり、『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』『トロールズ ミュージック★パワー』『バッドガイズ』『長ぐつをはいたネコと9つの命』などの長編映画に採用されています。MoonRay は ドリームワークス で開発され、現在も活発に開発が続けられており、製造テスト済みの物理ベースのマテリアルの豊富なライブラリ、USD Hydraレンダーデリゲート、Arras分散計算フレームワークによるマルチマシン および クラウドレンダリングを備えています。(公式サイト より)

■プレスリリース(英語):https://openmoonray.org/MoonRay_Open_Source_Launch_Press_Release.pdf

 

★MoonRay | DreamWorks Animation(2分53秒)

ドリームワークス では、独自開発のプロダクションレンダラー「MoonRay」を今年中にオープンソースソフトウェアとしてリリースすることを発表し、大喜びしています。(youtube より)

MoonRay は ドリームワークス社内で開発され、ドリームワークス・アニメーション のすべての長編映画制作のためにメンテナンスされています。この最先端の MCRTレンダラーを開発当初から構築し、提供してくれたエンジニアの皆さん、そして、より広いコンピュータグラフィックス界に貢献するという長い伝統を引き継いでいる ドリームワークス・アニメーション に、多くの感謝の意を捧げます。(公式サイトより)

■MoonRay
https://openmoonray.org/


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